商品お問い合せNo. 10639-
「オメガ3」は、食品からキチンととりたい脂肪酸です
「必須脂肪酸」のひとつ、オメガ3系の「α-リノレン酸」
注目したいのは、「脂肪酸の種類」!!
脂肪酸は、脂肪の主成分ですが、とった方がよい脂肪酸、むしろキチンととっていきたい脂肪酸があります。それが、必須脂肪酸(※)のひとつであるα-リノレン酸(あるふぁ-リノレン酸)です。
α-リノレン酸は、青魚に含まれているEPAやDHAと同じ「オメガ3系脂肪酸」というグループに分類されます。
α-リノレン酸は、「オメガ3系」のスタートにあたる脂肪酸で、体内では作り出すことができません。そのため食品からとる必要があります(=必須脂肪酸)。
青魚に含まれている脂質、EPAとDHAは、細胞膜や脳・神経系といった体内機能に欠かせない栄養素で、生活習慣病予防の効果も研究されています。アレルギー反応を抑える効果についても報告があります。
(※)オメガ3脂肪酸のオメガ3(ω-3)とは、端から数えて3番目の位置に「炭素-炭素の二重結合」が初めてあること(分類)をあらわしています。
オメガ3α-リノレン酸が多く含まれている食品
しそ油、えごま油、亜麻仁油(フラックスオイル)、インカインチオイル、海藻類、野菜(ほうれん草、春菊、小松菜、チンゲン菜、白菜、大根)など。
もうひとつの「必須脂肪酸」、オメガ6系の「 リノール酸」
必須脂肪酸にはもうひとつ、リノール酸があります。
リノール酸は、「オメガ6系」脂肪酸の最初の物質で、体内でγ-リノレン酸やアラキドン酸に変換されていきます。こちらも、食品がらとる必要がある脂肪酸!・・・なのですが、「オメガ6」は、現代の食生活ではとりやすい脂肪酸と言えそうです。
オメガ6リノール酸が多く含まれている食品
べに花(サフラワー)油、綿実油 、大豆油 、ヒマワリ油、コーン油、ごま油、落花生油、なたね(キャノーラ)油、マーガリンソフト、くるみ、ナッツ、いりごま、ピスタチオ、落花生、アーモンドなど。
オメガ6リノール酸は、加熱調理に使われている油に多く含まれているのがわかります。日常的にとりやすく、どちらかというと過剰摂取気味になっていると思われます。
「オメガ3」と「オメガ6」は、摂取バランスが大切です
オメガ3α-リノレン酸とオメガ6リノレン酸は、摂取のバランスがとても大切です。
その理由は、この2つの必須脂肪酸の変換には同じ酵素が使われるため競合してしまうからです。片方が多くなってしまうと、もう一方の変換が抑制されてしまいます。
では、オメガ3脂肪酸:オメガ6脂肪酸はどんな割合でとるのがいいでしょうか。
日本人の摂取の目安量(※)は年齢・性別で異なりますが、30代男性の場合ですと、オメガ3:オメガ6=1:4程=2g前後:9~10gとなっています。
(外部サイト: 厚生労働省)
・日本人の食事摂取基準 n-3 系脂肪酸はp.12
・日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要(PDF)
・「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書
国際的な基準としては、オメガ3:オメガ6=1:2(理想は1:1)とも言われています。
オメガ3:オメガ6=1:4(国際的には1:2)(理想は1:1)
摂取のバランスがとても大切です。
オメガ3・オメガ6の含有量を比較してみましょう
「オメガ3」と「オメガ6」のバランスを保つ(修正する)には、どんな食品をとったら良いでしょう?
以下に、主な油の脂肪酸組成を棒グラフにしてみました。「亜麻仁油」と「えごま油」は、「オメガ3」含有量がダントツで、「オメガ6」は少な目なのが分かります。
キチンと摂りたい「オメガ3」、過剰摂取に注意したい「オメガ6」
「オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は、摂取のバランスがとても大切!」というお話を先ほどからさせていただきました。
当店では、「オメガ3α-リノレン酸」を豊富に含む油としてオメガニュートリション社の『有機食用 亜麻仁油(あまにゆ)』をおすすめしています。
不足しがちなオメガ3(α-リノレン酸)を補う目的でキチンととりたいのが「亜麻仁油」です。
オメガニュートリション社の『有機食用亜麻仁油』は、小さじ1杯(※)あたり、オメガ3α-リノレン酸:オメガ6リノール酸=2.5g:0.7gと、「オメガ3」は豊富で、「オメガ6」は少な目という脂肪酸バランス!
だから、不足しがちな「オメガ3」を補うという目的にピッタリと合った油と言えます。
※年齢、性別、体格、食生活等で異なりますが、小さじ1杯がほぼ日本人の摂取の目安量と考えられます。(1日に男性なら小さじ1杯、女性なら小さじ1杯弱が目安量)
※亜麻仁油は、「ヘンプシードオイル(麻の実油)」や「グリーンナッツオイル(インカインチ、サチャインチ)」よりも「オメガ3α-リノレン酸」含有量が断然多い油です。その為、亜麻仁油は加熱調理には向いていませんが、「ヘンプシードオイル」は炒め物などの仕上げに、「グリーンナッツオイル」は炒め物に使用できるとされています。目的に合わせてご利用ください。
『亜麻仁油』なら、小さじ1杯で1日分の「オメガ3」
但し、体に良いといわれるものも、単独で多量にとることはおすすめできません。亜麻仁油をとりつつ、「オメガ6系」の油の摂取を減らす。できるだけ和食中心の食事の組み立てにするなど、食生活全体の見直しをすることにより、体質改善と生活習慣病の予防に大きな効果が期待できると考えます。
亜麻仁油は酸化しやすい油、だから大切なのは「製法」と「保存法」
当店が油を選ぶ際に重視しているのはその製法で、圧搾法で取り出されたものかどうかをまずチェックしています。圧搾法とは、圧力をかけて搾る方法です。それに対して抽出法とは、溶剤を使って油を抽出する方法です。
オメガニュートリション社の亜麻仁油は、有機栽培で大切に育てられた亜麻の種(フラックスシード)からオメガフローという酸素と光を遮断した独自の低温圧搾法(コールドプレス法)により一番搾り(※)でとりだされています。製造にあたって一切の化学物質、添加剤を使用していない「有機油」です。
(※)一番搾りとは、圧搾だけでとりだされた油をさします。
また、油の劣化をふせぐ為、ボトルにも配慮があります。体に安全でリサイクル可能な高密度ポリエチレン製の食用ボトルを使用し、光と酸素を遮断しています。光を遮断する為の外箱は必要なく、ボトルの状態で最後まで安心してお召し上がりいただけます。
※冷蔵庫で保存してください。
オメガニュートリション社の亜麻仁油をおすすめします。
①有機JAS認定品です!
②独自の低音圧搾法!光と酸素を遮断して低温でとりだされています。
③独自のボトル!光を遮断します。
熱・光・酸素を遮断することで、酸化・変質しやすい亜麻仁油の品質が保たれています。
亜麻仁油は「加熱せずに」、使い方は簡単です♪
亜麻仁油は、加熱調理には向いていません(49℃以上の調理には使用しないでください)。
1日の目安は小さじ1~2杯(α-リノレン酸2.5~5g)です。
※商品パッケージによると小さじ1~3杯ですが、体格、性別、年齢、食生活に合わせておとりください。とり過ぎも健康的ではないと考えられます。
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」の目安では、成人男性なら2g前後、成人女性なら1.8g前後となっていますが、オメガ3:オメガ6=1:2を保ちたい方、オメガ3:オメガ6=1:1を目指したい方、青魚など(EPA・DHA)が不足していると感じている方など、食生活にあわせておとり下さい。
サラダのドレッシング、ジュースのトッピング等加熱せずにお召し上がりください。
オリーブオイルのように洋風にも使えますが、醤油味にもよく合います。納豆や豆腐、おひたし、和風スパゲッティなどにもお試しください。亜麻仁油独特の風味(少しのクセ)と、コクで美味しくいただけます。
※クセが苦手と感じる方は、「えごま油」をお試しください。
当店のお料理レシピブログ『おいしい健康~自然食品レシピ』もご覧ください。こちらのページへも順次ご紹介していきます。お客様からのレシピ投稿(レビュー)もお待ちしております。ぜひお寄せください。(1レビュー=2ポイントプレゼントしております)