和歌山県北山村特産の柑橘系果実「じゃばら」を熟成醗酵させました
「じゃばら」は、和歌山県北山村が原産地の柑橘類で、「邪気を払う」から名付けられたとも言われています。
その北山村特産の「じゃばら」を(株)元気がこれまで培ってきた熟成醗酵黒にんにくの技術で熟成醗酵させペースト化したものが 『熟成 黒じゃばら』 です。他の物質を一切添加せず、「じゃばら」だけを熟成室で温度と湿度を管理し熟成醗酵させていますので、じゃばらの成分を余すことなく得ることができます。
「じゃばら」は熟成室で時間の経過と共に大きく変化し、約40日間で熟成されます。熟成 黒じゃばらは、「じゃばら」の有効成分を進化発展させるものとして注目されています。
北山村は紀伊半島の中央部に位置し、和歌山県ですが、三重県と奈良県に囲まれた全国でも唯一の飛び地の村です。
じゃばらの成分について
「じゃばら」には、ビタミンAとCの他にカロチンなどが含まれています。そして、赤ワインなどで知名度が上がったフラボノイド(ビタミンP群)の中のナリルチンという成分が豊富に含まれています。実は、このナリルチンは、果実と皮を比較すると、皮には果実の6倍以上も入っています。
熟成醗酵の効果
(株)元気では、鈴鹿医療科学大学に依頼して『熟成黒じゃばら』の機能性評価試験を実施しました。生じゃばらを熟成醗酵させることにより、生じゃばらに含まれている5-HMF(ヒドロキシメチルフルフラール)が大幅に上昇することが確認されました。
<実施機関―鈴鹿医療科学大学―>
花粉用、アレルギー性鼻炎、喘息などのアレルギー反応は、体内に入った抗原に反応してケミカルメディエーター(ヒスタミンなど)がマスト細胞から放出されることにより生じます。抗アレルギーにはヒスタミンなどの放出を抑制することが必要です。『熟成黒じゃばら』はケミカルメディエーターの放出を抑制することが明らかになりました。