熊野灘で獲れた魚を使った干物、港に揚がってすぐを加工
■サンマ: 北の海から南下して脂が落ちたさんまが熊野灘の名物です。
北村商店さんは、尾鷲漁港のすぐ近く。水揚げされたばかりの鮮度抜群の魚をおいしい干物にしています。リアス式海岸の尾鷲の海は魚種も豊富。アジ、さんま、かますといったお馴染みの魚から、ニギス、メヒカリなど尾鷲ならではの深海魚まで。珍しいマンボウ(こわた)の干物もあります。
海洋深層水が決め手です!
活魚の運搬時に、干物に捌く(さばく)前の鮮度保持に、重要な役割を果たしているのが『みえ尾鷲海洋深層水』。魚は死後硬直に入ると、うま味成分が増加を始め、おいしさのピークがやってきます。おいしい干物に仕上げるには、この時の保管の仕方がとっても重要!!深層水は、表層海水に比べて生菌数が少ないので衛生的で、低水温も安定して保て、変色も少なく魚本来の色のまま仕上げることができます。
みえ尾鷲海洋深層水とは?
海の底を、はるかな年月をかけて循環し、尾鷲三木埼沖水深415mから汲み上げた海洋深層水。深海の天然ミネラルが含まれており、富栄養性、清浄性、低温安定性に優れています。
干物のおいしさは魚で決まる!
「魚は極力いじるな」という先代の教えを守る北村さん。「干物のおいしさは、九割仕入れで決まります。漁師の扱い方次第で魚の味が変わるので、その見極めが大切」と、北村商店さん。
海洋深層水で保管された鮮魚は、捌いて(さばいて)真水で洗った後に、塩分を補った深層水で立て塩にします(塩水に漬ける)。深層水は、もともと魚が育った海水に近く、ナチュラルな干物に仕上げることができます。
弊店販売の干物には、この工程の塩に『みえ尾鷲海洋深層水 塩』を使用しています。
尾鷲の豊かな自然と新鮮な魚、海洋深層水、そして尾鷲の魚をこよなく愛する北村商店さんあってのおいしい干物!なのです。
◎賞味期限: 冷凍1か月、冷蔵1週間
●保存温度: 冷凍(-18℃以下)、冷蔵(10℃以下)
※「みえ尾鷲海洋深層水商品ガイド」(みえ尾鷲海洋深層水利用協議会事務局発行)を参考にさせていただきました。