食物アレルギーに関する知識ページ

アレルゲン表示

アレルゲン表示 義務表示7品目

7大アレルゲン表示 

小麦 そば 落花生 えび かに

アレルゲン表示 推奨表示18品目 をプラスした表示

25アレルゲン表示 : 

小麦 そば 落花生 あわび いか いくら えび オレンジ かに キウイF  
牛肉 くるみ さけ さば 大豆 鶏肉 豚肉 松茸 もも 山いも リンゴ ゼラチン バナナ

アレルゲン表示 その他各社独自の表示

25アレルゲンに加えて、各社が独自に表示している場合もある。

じゃがいも ごま

食物アレルギーとは?

食物アレルギーとは、食物を摂取した際、身体が食物(に含まれるタンパク質:以下アレルギー物質)を異物として認識し、自分の身体を防御するために過敏な反応を起こすことです。

症状は「かゆみ・じんましん」「唇の腫れ」「まぶたの腫れ」「嘔吐」「咳・喘鳴」などです。重症な場合には、原因となる物質を食して数分から30分以内に、口腔内違和感や悪心、 嘔吐、意識障害、血圧低下、発疹、心拍数増加などさまざまな症状が全身にあらわれ、ショック状態(アナフィラキシーショック)が起こり、死にいたる場合があります。

食物アレルギーは、人によってそのアレルギー物質や反応を引き起こす量が異なります。また、同一人物であっても体調によってその反応が変わります。

食物アレルギーを持つ人々

食物アレルギーは生まれながらにある場合もありますが、成長過程の中で発症する場合も少なくありません。3歳児の乳幼児健康受診者を対象とした平成11年度東京都衛生局による「アレルギー疾患に関する全都調査」の結果では約10%の有症率でした。乳幼児期から学童期にかけて年齢を経るとともにその有症率は減少する傾向にあります。最近では、成人になってから食物アレルギーを発症する人もおり、問題となっています。食物アレルギーを発症する可能性はすべての人にあります。

食物アレルギーの診断方法・・

血液検査や皮膚テストなどのアレルギー物質検査をします。問診や食事日誌からアレルギー物質を推定し、食物除去試験や食物誘発試験をします。これら検査試験から医師が総合的に判断します。

食物抗原強弱表

食べられるものを増やしていく為に参考になる表があります。
東京医大の松延正之先生と千葉友幸先生らが発表・実施された『東京医大式回転食療法』の為の一覧表で、食物が穀物、野菜、果物など食品群に分け、抗原性の低い順に並べられています。

それを関西の食材向けに大阪府の小児科医、佐守先生が改定したのが『関西版』です。どちらも、食品をどんどん除去していく為の表ではなく、回転食で少しづつ違ったものを食べ、少しでも食べら食材を増やしていきましょう、という表です。参考になさって下さい。