東京医大式 食物抗原強弱表 [改定版]

東京医大式 食物抗原強弱表 [ 改定版 ]

東京医大式回転食療法とは、松延正之先生と千葉友幸先生らが発表・実施された食事のとり方についての方法です。食物を穀物、野菜、果物など食品群に分け、抗原性の低い順に並べた独自の食物抗原の強弱(抗原度)表をつくりました。

【注意】抗原物質になるうる可能性の低いものから5段階で表示しています。一般的には、抗原度①がよりアレルゲンとなりにくい食べ物ということですが、アレルギー反応は大変個人差のあるものです。また、住んでいる地域によっても変わってきます。抗原度①②は絶対安全という訳ではなく、また「医師の指示で試すもの」の中でも食べて無症状の場合もよくみられます。

この表を、食物をどんどん除去する為には読まないでくださいね。「食べてもいいもの」を探し出し、増やしていく為の参考にしてください。
※医師の指導を受けて行ってください。

東京医大式 食物抗原強弱表 [改定版]

★:過敏な方は注意、※:さもり先生の[関西版]では違う抗原度のもの
 
抗原度①
抗原度②
抗原度③
注意した方が
よいもの
医師の指示で
試すもの
通常①②ではじめてもらいます





うるちあわ
うるちきび
ひえ
アマランサス
キノア
もちあわ
もちきび
★タピオカ
白米
※胚芽米(3~7分)
大麦
ライ麦
オーツ麦
ハト麦
片栗粉
じゃがいも
さつまいも

玄米
小麦粉(強力粉、薄力粉、中力粉)
とうもろこし

もち米
白玉粉
麦胚芽
麦全粒粉


小松菜
パクチョイ
サニーレタス
サラダ菜
大根
かぶ
キャベツ
白菜
レタス
チンゲン菜
すずしろ
すずな
菜の花
チコリ

ピーマン
ブロッコリー
※春菊
★※にんじん
★※かぼちゃ
カリフラワー
長ネギ
菊の花
★くず(豆科)

※オクラ
ししとう
のびる
つくし
かいわれ

シソ
にら
よもぎ
ふき
ウド
セロリ
※玉ねぎ
ハコベ
※にんにく
セリ
なずな
ゴギョウ
ホトケノザ
ふきのとう
ぜんまい
わらび
きのこ類

トマト
★ほうれん草
ごま
豆類(含もやし)
れんこん
※しょうが
そば
さといも
なす
山芋
ゆり根
タケノコ
※ごぼう







さより
きす
ハタハタ
メルルーサ
めじな
ふぐ
あなご
★うなぎ
あゆ
いわな
マス
ヤマメ
ナマズ
ハヤ
ヤマベ(オイカワ)
どじょう
タニシ
トリ貝
ミル貝
ホッキ貝
エスカルゴ
カエル


イシモチ
クジラ
タチウオ
めばる
アイナメ
オコゼ
カワハギ
タイ類
オヒョウ
ハゼ
アンコウ
ハナダイ
シラウオ
サメ
メゴチ
おあやぎ
ムール貝
アカ貝
わかさぎ
コイ
うさぎ肉
馬肉
鹿肉

とびうお
スズキ
あじ
★ブリ
イサキ
ヒラマサ
カンパチ
シマアジ
ムロアジ
イナダ
シーラ
クロムツ
★ギンダラ
シラス
イトヨリ
コウナゴ
アコウダイ
タコ
ホタテ
アワビ
サザエ
ツブ貝
ホヤ
羊肉(マトン・ラム)
カンガルー


カレイ
ヒラメ
カツオ
(ヒラソウダ、マルソウダ)
イワシ(ニボシ)
サケ
タラ
ホッケ
サワラ
キハダ
メバチ
ビンナガ
あさり
はまぐり
シジミ

マグロ
サンマ
にしん
イカ
エビ
カニ
サバ
カキ
ウニ
魚介・肉類の干物

タラコ・イクラなどの魚の卵類

鶏肉及び卵

牛肉・牛乳・乳製品

豚肉


りんご
※プラム
ぶどう
ソルダム
ネクタリン
※スモモ
白桃
黄桃
※洋なし

ナツメ
※柿
※リュウガン
※イチゴ
びわ
※あんず
※梅
さくらんぼ
※キウイ
ザクロ
ザボン
グミ
すいか
メロン
パイナップル
ドリアン
うり
バナナ
アケビ
オレンジ・レモンなどの柑橘類

パパイヤ
アボカド
マンゴー
グレープフルーツ
ナッツ類
調






自然塩
なたね油

グレープシードオイル(米国産)

りんご酢
わかめ(生・乾燥)

さとうきび(あらめ・黒砂糖・一温糖)

ビート糖(グラニュー糖・あらめ)

黒糖シロップ
雑穀味噌
魚醤油
雑穀醤油
きび酢
綿実油(米国産)
国産のオリーブ油
うごひじき
昆布(天然)

梅干(しそを除く)
梅酢
米酢
米醤油
麦醤油
米味噌
麦味噌
米油
つばき油
メイプルシロップ
サフラワー油
ヒマワリ油
★カレー粉

コーン油
ハチミツ
みりん
のり

化学調味料
パーム油
ゴマ油
カレールー


さもり先生の[関西版]では・・・

 
抗原度①
抗原度②
抗原度③
注意した方が
よいもの
医師の指示で
試すもの
通常①②ではじめてもらいます
    ※プラム
※スモモ
※あんず
※梅

※春菊
※かぼちゃ
※玉ねぎ
※洋なし
※柿
※リュウガン

※胚芽米(7分)
※にんじん
※オクラ
※しょうが
※ごぼう
※イチゴ

※にんにく
※キウイ

●まずは、食物日誌をつけてみましょう
原因となるアレルゲンを見つけるだけでなく、意外と気付いていない毎日の食事の偏りや栄養のバランスも確認できます。少し面倒ですが、まずは始めてみましょう。
●食物アレルギーの方の食事のポイント
食物に敏感な体質を持つ方は、高タンパク、高脂肪の食品や、同じ食材を繰り返し大量に食べ続けないことが大切です。基本にしたいのは、「回転食」という考えです。「回転食」とは、抗原性の低い食品から、主食や副食を4~5日の間隔をおいて摂取していく食事方法のことをいいます(多くても週2・3回程度までで)。
※医師の指導を受けて始めましょう。
●添加物や農薬が少ないもの、国内産のものを選んで
●腸内環境を整えましょう
●油(リノール酸を多く含むもの)、砂糖(精白)は控え目に
●食物繊維をとりましょう
●卵・牛乳・小麦の三大アレルゲンと仮性アレルゲンに注意しましょう

乳幼児期には三大アレルゲンの内、卵・牛乳・大豆の順でアレルゲンとなる頻度が高い傾向にあり、年齢が上がるにつれ減少する傾向がみられます(最近まで三大アレルゲンのひとつであった大豆にも注意)。仮性アレルゲンには、トマト・バナナ・なす・ほうれん草・山芋・タケノコ、鮮度の落ちた魚、チーズ、チョコレートなどがあります。

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